中国ならではのトラブルもありますが、だからこそできる経験・学びがたくさんあります!

H.K
江興貿易(深圳)有限公司
新卒採用/2015年入社/営業(海外)

金沢大学 人間社会学域

QUESTION.1

現在の仕事内容

2019年の夏から中国で駐在をしています。主な仕事内容は中国品の輸出で、輸出先は日本・韓国・インドネシア・タイ・カンボジア・ブラジル・インド・スペインなど多岐にわたります。中国のメーカーを選定するときには、企業規模から一定の目途をつけ、実際にヒアリングを行いながら、QCD(Quality Cost Delivery)の面から比較評価し目星をつけていきます。最後は工場で監査を行い、メーカーの管理工程等の確認を行い、取引開始となります。事務所のスタッフは全員日本語を話せる為、社内言語は日本語です。中国国内の取引先とはスタッフの通訳を通じて会話を行います。一方、海外の取引先とは英語での対応です。

QUESTION.2

仕事が面白い、
嬉しいと感じるとき

感謝されたときが面白い・嬉しいと感じる瞬間です。顧客の困りごと(供給不安・BCP(事業継続計画)・コストダウン)に対して解決策を提案し採用された時は、やりがいを感じます。また、中国特有の納期面での問題(例えば、コロナによる香港~深圳間の輸出入の大幅遅延・上海ロックダウンによる上海港機能の停止など)に対して事象を整理しながら、次に何を行うべきか考え判断し、顧客の要求に沿ったBetterな対応を行えた時にも、仕事を楽しく感じます。さらに、中国の既存メーカーの拡販を、日本や、当社の他の海外拠点に対して行う為に、どうすればよいかを考え、メーカー・顧客の整理を行っているときも、楽しいです。そしてそれが実際に成約されるときはもっと楽しいですし嬉しいです。

QUESTION.3

仕事が大変だと感じるとき

言葉の壁や文化の違いに起因するミスコミュニケーションは大変です。少しでも明確に、具体的な言葉を使って説明をするように心がけています。また、納期トラブルや製造トラブルなど、日々のトラブル対応をしながら、一方で新規で取り組む案件の進捗を図る必要もあり、様々な事柄へのマルチタスク対応も求められます。さらに、中国ならではの点としては、輸出時の通関資料の追加手配やコロナ禍でのロックダウンによる物流サービスの滞りなど、色々な問題が発生するため、その都度、対応に追われています。しかし、トラブルや問題への対処方法は国に関わらず普遍的なものだと考えているので、日々の経験からビジネスの進め方をたくさん学ぶことができ、良かった、と思っています。

QUESTION.4

入社を決めた理由

海外で働きたかったからです。大学時代からずっとそれを考えていました。理由はかっこよさそうだからです。浅い理由かもしれませんが本当です。若くして海外で働ける機会が多いのが当社です。自分の場合、入社4年半で中国駐在員となりました。実際に海外で働いて分かりましたが、海外拠点は人が少ない分、多くの案件を同時並行で進める必要があります。メールの数も一日で数百件の時もあります。だからこそ、経験できる事柄は多いですし、製品知識も化学品だけではなく電子部品等、様々なことを学べる貴重な経験になります。

QUESTION.5

プライベートについて

就業後は上司とほぼ毎日ご飯を食べに行きます。お酒も飲みます(お酒は弱いですが中国駐在員です)。休みの日は、山に登ったり、ランニングをします。外に出たくないときは、部屋で映画や雑誌を見ます。私の住む深圳では、ECサービスが発達しており、買い物に行くよりはネットショッピングで買い物をすることが多いです。ローカルの食べ物屋にも行きます、安くておいしいですが、たいていお腹を壊します。ただ、中国料理はなんでもおいしいです。移動は自転車シェアリングがあるので、近いところであればその自転車(一回20JPY程度)を使いますし、遠ければバスや電車、タクシーなど、ほとんど日本と変わらないです。