仕事ストーリー

若手社員、
そのボーダーを超えていく。

ひとつの仕事をやり遂げた時、
無数の壁を越えたことに、
気付いた。

常にいくつものプロジェクトが動いている江守商事というステージ。国境を越え、課題やトラブルという壁を越え、そして、自分の可能性を超えて、求めていた成果が生まれています。ここでは実際のプロジェクトをベースに、若手社員がひとつの仕事を達成するまでのストーリーをご紹介します。

1

顧客訪問
情報収集

全てはお客様のもとへ足を運ぶことから始まります。お客様と対話を繰り返し、信頼関係を育み、日頃からお客様の会社や商品がおかれた状況について情報収集を行っていきます。

「逆境」

その日、僕はお得意先へ伺い、引き継ぎの挨拶を行っていた。入社2年目にして初めて担当する自分のお客様だ。年齢は父と同じくらいだろうか。だが、高まる意気込みに反して、僕に対するお客様の関心は非常に薄かった。残念ながら江守商事は深い関係を構築できていなかったのだ。厳しい状況の中でのスタートとなった。

「距離」

問題は、お客様との距離をどうやって縮めるか。江守商事の情報力やネットワークが競合会社に負けているとは思えない。まずは、年輩のお客様との間にある世代的な壁を、何とかしたかった。歳の差を埋めてくれる共通の話題を探し、たどり着いたのが「蕎麦」だった。思い立ってからは、平日も週末も、蕎麦屋へ通った。オリジナルの蕎麦屋MAPを作り上げ、蕎麦の会話をするためだけにお客様先へ足を運んだ。「面白いヤツだな」と思ってくれたのか、仕事の話にはならないながらも、お客様は徐々に気兼ねなく会ってくれるようになった。

2

情報提供
コンサルティング

専門商社・江守商事の持つネットワーク力を駆使し、国内外を問わず、提案すべき商品の情報を収集し提供します。それと共に、どんな商品を、どんな方法で、どれだけの量を用意した方が最適か等を見極め、お客様にとってベストな提案をします。

「速度」

引き継ぎから2ヶ月がたったある日、突然お客様から『こういう染料扱ってないか?』と質問を投げかけられた。遂に来た。依頼が来たらとにかくクイックに返そうと心に決めていた。早さは、信頼。すぐさま依頼の内容を上司に相談し、海外の原料メーカーに連絡。貿易実務のスタッフも迅速に情報を集めてくれた。およその目処が付いた時点でお客様に「今こんな感じです」と1回目の進捗報告をした。

「ラボ」

お客様への進捗報告を済ませると、更なる情報収集に動く。商品のスペックや価格、海外からの手配経路などをまとめていった。こういう時に、染料だけでなく、化学品や樹脂、電子材料、電子デバイスなど、幅広い商材を取り扱う江守商事のネットワークが活きる。一方で、北陸カラーのラボでは染色試験も実施した。弊社では営業マン自ら、グループ会社で試験を行うスキルを持つのだ。

3

商品の選定

最終的に選定する商品の提案には、必ずプラスαとなる付加価値要素を足します。よりお客様に満足してもらい、次の展開につなげてもらう鍵ともなるからです。

「情報」

夜、久々に連絡をしてきた大学時代の友人に、『初めての依頼にしっかりと応えたいんだけれど、何か足りない気がしてる』と悩みを訴えていた。スマホの画面を横目に、ぼんやりと手元にあった新聞をめくっていたら、最近、専門紙で抗菌の記事が多いことを思い出した。友人からの返信は既読スルーしたまま、プラスαの内容を含んだ提案書の作成に夢中になっていた。

4

プレゼン
商品の供給
納期管理

リクエストされた商品を用意して、それで終了ではありません。商品が無事に納品され、使用できているか、不足していないか等のチェック&サポートも行います。

「感謝」

お客様が僕の説明に深く頷いてくれている。依頼を受けてから、何とか3日後に商品の提案書を持参できた。特にプラスαの提案に喜んでくれているようだった。お客様の売上げに貢献できると同時に、江守商事の売上げにもつながる。『ありがとう!』と差しのべられた手を握った。仕事の話で笑い合った初めての日となった。

「突破」

『A社が営業に来てますよ』他の商社が営業に来ていることをお客様が連絡してくれた。あの日、僕の初めての提案の後、商品は採用された。それからは様々な依頼を受け、今ではお客様が仕入れている商品のうち半分以上を任せてもらっているほどだ。まさかこんな関係になれるとは。お客様との壁、自分の可能性の壁、そして、想像の壁を越え、いつの間にか、いろんなボーダー(境界線)はきれいに消えていた。