苦労した分だけ達成した時の充実感や喜びも大きくなります。

Y.S
Kowa – Emori Philippines, Inc.
新卒採用/2011年入社/営業(海外)

神田外語大学 外国語学部

QUESTION.1

現在の仕事内容

2021年からフィリピンに駐在しています。当地での主な仕事内容は、フィリピン現地のお客様への営業対応、日本や中国といった外国拠点との輸出入に関わる業務です。お客様の業種はエレクトロニクス、ケミカル、テキスタイル(繊維関連)と幅広く、当社が販売している商材も同じく多岐に渡ります。また、現地スタッフに対するマネジメントや、興和江守フィリピンは自社倉庫も運営している為、倉庫運営に関する業務も行います。当拠点の現地スタッフは日本語は話せず、社内でのやり取りは基本は英語です。また、他社とのやり取りでも、現地スタッフの方とやり取りする事の方が圧倒的に多いので、社内外ともにコミュニケーションの も大半が英語になります。(フィリピン人はほとんど誰でもネイティブ同様に英語が話せます)

QUESTION.2

仕事が面白い、
嬉しいと感じるとき

苦労して対応した事が結実した時は、やはりやりがいや喜びを感じます。例えば、重大な納期問題(納品が間に合わないと顧客の生産ラインがストップしてしまう!など)に直面した際にあらゆる方策を考え抜き、関係各所からの協力を得て何とか顧客の生産ラインを死守できた時は、安心感と共に充実感や自身の存在意義を感じる事が出来ます。また、国を跨いで興和江守グループの他拠点と協力して取り組んでいた営業案件が成約に至った時や、言葉の壁を感じながらも現地スタッフに根気よく指導した結果、スタッフ達が一歩成長した姿を見せてくれた時も嬉しさを感じます。
どのような仕事でも一緒だと思いますが、苦労した分だけ達成した時の充実感や喜びも大きくなります。

QUESTION.3

仕事が大変だと感じるとき

やはり海外ならではの文化や思想の違いに起因する、”予想だにしないトラブル”に苦労する事は多々あります。有るはずの物が無い、やっているはずの事がやられていない、時間が全く守られない、等の日本の感覚が通じない事例は枚挙に暇が無いです。その一方で輸出入や税に関わる部分ではお役所仕事的な側面も多分に有り、要求事項がコロコロ変わる等、常に予期せぬトラブルと隣り合わせで仕事を進めている感覚です。だからこそ、二重、三重に確認をしたり、充分過ぎる位にスケジュールにゆとりを持って物事を進める等の対処法を講じるようになり、日本にいる時とは違う視点や考え方を身に着ける事が出来たと思っています。

QUESTION.4

入社を決めた理由

まず一つは、海外で働きたいという希望があった為です。私は外国語学部に所属していたので、どうせならせっかく学んだ外国語を生かせる仕事がしたい、「海外といえば商社マンだ」といういかにも安直な考えで就職活動を始めました。二つ目は、そんな理由で入社試験を受けた興和江守の”人柄”や”雰囲気”に、面接を進んでいくにつれて惹かれていった事が決め手です。入社するまでは福井県がどこにあるのかもよく知らなかった(笑)ですが、面接で出会う当時の人事担当や、先輩社員、役員の人柄、アットホームな雰囲気に魅力を感じて入社し、そのイメージは10年以上経った現在でも驚くほど変わっていません。

QUESTION.5

プライベートについて

東南アジアの駐在員の間では定番だと思いますが、休日はゴルフをする事が多いです。海外駐在の場合、お客様や取引先様との”人付き合いの距離感”が近くなる事が多いので、ゴルフも懇親の手段として多くの方が嗜んでいますし、ご多分に漏れず私もその一人です。(腕前は一向に変わりませんが・・)
また、私は家族も帯同しているので、子供を習い事(サッカー等)に連れて行ったり、ショッピングモールに買い物や食事に行くというのが休日の過ごし方の定番です。フィリピンは治安の関係で、何不自由なくあちこちに行けたり、身近なレジャーが多いという訳ではありませんが、島国なので国内には世界屈指のビーチリゾートが複数有りますし、他の東南アジアの国々や台湾、香港等にも日本から行くより近いので、連休があれば旅行に行く人も多いです。