専門分野である化学と医学の知識を活かし、社会貢献にもつながる仕事をしています!

O.M
管理部門 リスク管理部
キャリア採用/2021年入社/人事・総務・法務

北里大学 薬学部

QUESTION.1

現在の仕事内容

私は、当社が売買する「化学製品」が人や環境に悪影響を及ぼすことのないよう、さまざまな面から管理する仕事をしています。具体的には、輸入する製品の安全性や国内法規制のチェック、海外メーカーから提供される英文資料をもとに日本語の安全データシート(SDS)やラベルの作成、化学物質や法律に関する営業部門からの問い合わせ対応などです。SDGsの実現に向けて年々厳しくなる法規制やお客様からの要求事項に対応するべく、毎日奮闘しています。また、薬剤師の資格を活かし、医薬品卸売業の管理薬剤師や毒物劇物取扱主任者も担当しています。

QUESTION.2

仕事が面白い、
嬉しいと感じるとき

法律は守って当然ですし、人の健康や環境を脅かす事故は決して起こってはいけません。私の仕事はある意味「上手くいって当然」であるべきですので、仕事が上手くいくことに対する嬉しさというのは感じにくいかもしれません。ただ、自分が提供した情報によって商談がいい方向に進んだり、スピーディーな対応がお客様から評価されたことを営業担当者から聞いたときは「やった!」と思いますし、モチベーションアップにもつながっています。自分の専門分野である化学と医学の知識を活かし、社会貢献にもつながる仕事ができているという点では、非常にやりがいのある充実した毎日です。

QUESTION.3

仕事が大変だと感じるとき

例え大きな金額が動く重要な商材でも、日本の法規制の枠組みの中できちんと管理できない製品については、商談を進めることができません。そのため私達の仕事は、利益を追求する営業担当にとってはある意味厄介で、ときには鬱陶しい存在なのかもしれません。コンプライアンスを遵守し会社を守るためにも、正々堂々と「嫌われ者」になればよいと頭では分かっているものの、営業担当からやんわりと非難されたりメールの返信がなかったりすると、不安を感じることもあります。ただ最近は、社内への地道な啓蒙活動や社内体制改善の成果か、皆さんとても協力的で助かっています。

QUESTION.4

入社を決めた理由

以前は、薬局で働く薬剤師として医療の現場にいました。目の前の患者さんだけではなく、もっと多くの人の健康を守る仕事をしたいという思いや、出産を経て長期的なワークライフバランスを確保したいという思いがあったことから、転職活動を始めました。化学物質の管理については全くの未経験だった私ですが、「しっかり教えるから大丈夫。ぜひ来てほしい!」と言っていただき入社を決めました。入社後はその言葉通り、とても丁寧に仕事を教えていただき、セミナー受講や書籍購入などにも予算をかけて学ばせていただき、不安なく仕事ができています。子育てに対する理解も厚く、子供の体調不良による急な欠勤にも、周りのメンバーがフォローしてくれるのでとても心強いです。

QUESTION.5

学生時代の思い出や
頑張ったこと

薬学部を卒業し薬剤師の免許を取得しましたが、今思うとあまり真面目な学生ではなかったかもしれません。学生生活の中で薬剤師という仕事を知れば知るほど、自分には医療現場は向いていないかもしれないという思いが強くなり、それをごまかすようにサークル活動やアルバイト、インターンなどの課外活動に励んでいました。現在、医療現場からは離れていますが、当時学んだ化学・医学・衛生の知識は、今の仕事でも大切な土台となっています。「医療現場で働くだけが薬剤師の仕事じゃないから大丈夫」と、当時の自分に伝えたいです。